東京・虎ノ門 ファイナンシャルプランナー国分さやかが伝授する家計のやりくりレシピ

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ご質問のおおい家計の疑問

収入と貯蓄のバランスとれているかしら?

とても気になるところですが、なかなか他の人と比較しにくい部分ですよね。
収入金額が基本になることはもちろんですが、家族構成や年齢によっても必要な支出額は全く違ってきますものね。
税込収入別、家族の人数別、世帯主の年齢別に平均を記載しますので参考にして下さいね。ここに出ている預貯金額は、株式投資や保険料は含まれず、銀行(ゆうちょ銀行も含みます)への預金額です。

税込収入別、家族の人数別、世帯主の年齢別に平均

この数字は"へぇ…"という参考程度に眺めていただけたらと思います。
大切なことはお金を持っていようと持っていまいと、一生を安心して暮らせることではないでしょうか。
これからどんな出費が待っているのか、どんな収入の可能性があるのか、ご家庭によって違いますよね。
オリジナルのご自身のご家庭ならではの計画を立てて必要な金額を貯蓄していけたら大丈夫ですよ!!

今度の旅行にいくら使っても大丈夫?

貯金がたくさんあっても、その貯金からいくら使っていいのかよくわからないこと、ありますよね。
今は旅行に行くための充分な貯金があるけれど、後で困らないかしら…とちょっと考えてしまうことと思います。
まず、"いくら使っても大丈夫かな…"ではなくて"次の夏休みには○万円の予算の旅行に行く"と具体的に決めてみてください。行き先まで決められたらもっと具体的になって計画が立てやすいと思います。
そして、その金額を旅行の月までの間に毎月積立てましょう!

気を付けなくてはいけないのは、その他の「マイホーム積立」「教育費積立」「車の買換え積立」などといった他の積立の妨げにならない金額に設定することです。
そうすると、思ったような旅行に行けない金額になってしまうこともありますよね。そんな時は毎日の食事にメリハリを付けて食費を調節したり、いつものお買い物を控えてみたりと節約にチャレンジしてみてくださいね。お子さんにも「今度の旅行でたくさん楽しいことをするために今日は我慢しようよ!」とおねだりの時にお金の大切さを伝えていくチャンスにもなります。
大切なことは、旅行の出費の影響を旅行後になるべく出さないようにすること。せっかくの楽しかった旅行の思い出が褪せていかないように上手に旅行積立をしてみてくださいね!

子供のためのお金はいくらあれば安心?

「子供を一人育てるのに1,000万円必要」というフレーズを聞いたりすると"そんなに?!"と驚いてしまいますよね。以下の表は、1年当たりの学習費の平均ですので、参考までにご覧ください。

1年当たりの学習費の平均

ざっと計算して、高校卒業まで全て公立で計算してみても約500万円。大学に進学するとなると1,000万円かかるという情報も嘘ではなさそうですね…。だけどご安心ください。ある日突然1,000万円必要なわけではありません。

当たり前のことですが毎日、毎月、毎年少しずつ必要なのです。いつまでにいくら用意したらいいのか、という目標額を計算してみてくださいね。そして定期預金や国債、子ども保険や逓増保険などで上手に運用してください。
ぜひ、お子さんがまだ小さいうちから準備を始めて安心して愛情いっぱいの子育てをしてくださいね!

マイホームはいくらの家で探したらいい?

たくさんのステキな住宅を見ていると100万円や200万円なんて大した差がないように感じてきてしまいますよね…!
そんなマイホームマジックにかかってしまうと憧れのマイホームに住んでいるのに「お給料日まであと1,000円しかない…」「子供が○○ちゃんのお誕生会に行くのに持たせるプレゼントを買えない…」などという悲しいことが起きてしまいます。
銀行が計算してくれるのは「融資可能額(借りられる目一杯の金額)」です。借りられる目一杯の金額を借りてしまうと、その後の生活が苦しくなってしまいがちです。

一番簡単なことは、頭金と諸費用(登録免許税、不動産取得税、印紙税、司法書士への謝礼、引越し費用など)はその後の生活に影響のない貯蓄から捻出したりご両親に援助していただき、今まで支払ってきた家賃の金額を毎月のローン返済の金額にする、という方法です。具体的な金額にご興味のある方はローンを扱っている銀行のホームページをご覧ください。借入年数、利率、毎月の返済金額などを入力すると貸出総額を計算してくれるシミュレーションコーナーのある銀行が多いですよ!

計算してみたけれど、理想の家からは程遠い金額です…という方はこれから先の収入や支出の確認をしてみましょう!定年までの年数や収入、退職や転職の予定、退職金の大凡の金額、子供にかかるお金(教育費用だけではなく、結婚した時の援助費用も考えてみてくださいね)など、家計の流れを長期間に渡って確認しましょう。その上で、毎年この金額なら出せるという数字を計算してみてくださいね。

ローンを組む金額を決めるのは銀行ではなくて、借りる方です!「無理なく返せる金額」をしっかり見極めた上で家探しをして住宅ローンを利用しましょう!  マイホームを買うことが夢なのではなくて、マイホームで家族みんなが笑顔で暮すことが夢ですよね。マイホームの夢は買った後まで大きく膨らませてくださいね!

万が一の時の準備はこれで大丈夫かしら?

あまり考えたくないことだけれど、万が一の時だって子供にお金の苦労をさせずにしっかり教育を受けさせてあげたいですよね。

パパに万が一のことがあったら、その後どんなお金をいくら受取れるのか把握しましょう。遺族基礎年金、会社員の方は遺族厚生年金、中高齢寡婦加算、経過的寡婦加算、死亡退職金、そしてママご自身の老齢基礎年金や老齢厚生年金…。

そして、その後どんなお金が必要になってくるのかということも考えてみましょう。生活費、教育費、住宅費、生命保険や医療保険、車を持っている方は車の維持費用や買換え費用…。 受取れるお金と必要なお金を比べてみて、足りない金額を生命保険を利用して準備しましょう。

万が一の場合にたくさんの保険金をもらえる保険は毎月払う保険料も高くなります。来ない方がいい万が一の場合に備えすぎてしまうと今を楽しむお金が減ってしまいます。 あまり考えたくないことですが、家族を守るママだからこそ保険を掛けすぎて保険貧乏にならないように、しっかり考えて賢く生命保険を利用してくださいね。

なぜかいつもビンボーな気分なのよね…

数年前の私みたいな方がいらっしゃるみたいですネ!
数年前の私、正社員でバリバリ働いてちゃんとお給料も頂いていました。お買物をしたり旅行に行ったりもしていました。
だけど、いつも心のどこかに"またこんなに使ってしまった…""来月のカード引落し大丈夫かな、来月のお給料はいくらかな"という不安がありました。大変お恥ずかしい話です…。

どんな状況だったのか思い返すと、お金の出入りの把握をしていませんでした。基本給は決まっていましたが残業が多く、当時は残業代も出ましたので残業量によってお給料は毎月バラバラ。使う時にも計画なんてありません。"これが必要だから買います。値段?…このくらいが相場かな。""友達との旅行が気付けば来月に迫ってる…ボーナスに手を付けてしまえ。"と。そんな状態なので貯蓄も貯まったと思ったら使い…の繰り返しでほとんどありませんでした。

そんな状況なので当然、いつだってお金の不安がどこかにありました。お金を使うことに後ろめたさを感じたりもしていましたが、実際にお金に困る状況ではなかったので"そんなもんかな…"と思っていました。

ところが派遣社員に転職してお給料がグっと減りました。ボーナスもないし交通費も支給されない。残業のない仕事を選んだので残業代も当てにできない…。
保険料の年払い請求がきてもどう捻出したらいいものやら、定期代もどこから出せばいいのか、途方に暮れてしまいました。
ここまできて、やっと気付きました。計画が大切だということに。(遅すぎなんです…)

まずは1年間の流れを考えました。○月に○○保険の請求がいくら、△月に△△保険の請求がいくら、定期代は半年ごとにいくら、と確認して毎月積立てることをようやく覚えました。そして家に入れるお金、携帯代、ネット代、新聞代などの固定費。お給料からこれらの金額を引いた残りが自分で自由にできるお金だったんですね。"これだけ…??"と正真正銘、ビンボー気分でした。友達と旅行に行くどころの話ではありません。だけど、ようやくビンボーはビンボーだけど、お金が足りるかという不安からは開放されました。使っていいお金が明確になったからです。

そして保険料や定期代の積立で運用を始めました。運用と言っても株やFXではありません。私は今でも比較的安全な円建のMMFの利用をしています。某銀行の普通預金の利率は0.02%で円建MMFの利率は0.0832%。どっちも微々たる数字ですが、MMFは普通預金の約4倍!…実際の利息金額を考えると微妙な気分になりますが、それでも同じ預けるのなら利率のいい商品を探すようになりました。

そして毎日の節約生活の中で源泉徴収票を眺めた時、いったいどんな計算をしてこれだけの税金を納めることになっているのかと疑問に感じました。この税金を減らすことができないものか…と。調べてみると医療費控除の申請というものがありました。しかも過去2年の分までできるんですね!ちょっとした手続きで脱税ではなく税金が減るなんて感動してしまいました。

今でも有り余るほどはお金は持っていません。だけど、よくわからないビンボーな気分やお金に対する不安はもうありません。
お金に右往左往されるのではなくて、私がお金の手綱をしっかりと握ってちゃんと操作しているからです。
毎日の生活に必要不可欠なお金と上手にお付き合いして、おさいふも心もほんわかさせていけるようになりましょう♪そのためのお手伝いをさせてください!

どんなことでもお気軽にご相談ください!お問い合わせはこちらから

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